桜庭和志が格闘技界に残した功績『名勝負は何年たっても色あせない!』
桜庭和志、はかま姿にマスクでUFC殿堂表彰式出席 (日刊スポーツ) - Yahoo!ニュース
自分が初めて桜庭の試合を見たのは、Uインターと新日本の対抗戦のときだったかな・・・?
『ジュニアヘビーの体格のいち若手選手』というイメージしかなかったし、どちらかというと後輩のヤマケンの方が印象が強かったような・・・(苦笑)
10.9の第一試合は今でも何度も見たくなる試合ですけどね。
しかし 当時はその桜庭が総合格闘技の世界でここまでの存在になるとは思わなかったなあ・・・
失礼な話、PRIDE当初のイメージは『高田のバーター』という感じだったんで(失礼)
ホイラー・グレイシーを倒して、ホイスとの長期戦を制したあたりで人気的にもピークを迎えたってな感じかな・・・?
特にPRIDE初期の試合を改めて見直すと、反応スピードがずば抜けてるんですよね。
ローキックのスピードも凄いです。
正直、PRIDE中期から後期にかけては、色々なものを背負わざるを得ない形になってしまって・・・
短い間隔で明らかに階級の違う選手と戦ってコンディション的に相当苦しい感じでした。
桜庭本人も、スポーツ科学に基づいてコンディションづくりをするというタイプではなく、良くも悪くも『昔のプロレスラータイプ』だと思うので、特にPRIDE終盤は相当厳しかったんじゃないかなと素人目には感じましたが・・・
今改めて過去の試合を見返しても、2005年の男祭りの時点で明らかにコンディションが悪そうなんですよね。
もう30代半ばの頃には、まともな体調で出来た試合ってほとんどなかったんじゃないかな・・・?
今思うと勿体なかったなあと思うんですけど、自分も含めて当時のファンは桜庭にそれだけのものを求めていたからなあ・・・
とはいえ、だからこそ今こうやってUFCから表彰されているわけなんでしょうけど・・・
それにしても、桜庭のPRIDE初期の試合って今見てもめちゃくちゃ面白いですよね。
それ以降の桜庭しか知らない格闘技ファンにも見てほしいなあと思った次第・・・
●K-1 PREMIUM 2006 Dynamite!! [DVD]←この時期なんて特に最悪だっただろうなあ・・・