新日本プロレスは今後第三世代をどのように処理(!?)するのか?「誰もがいずれ『過去の人』になる』
間近に迫ったG1開幕戦!!
去年は天山が出場するとかしないとかで(?)話題になり、結局『最後のG1』という形に落ち着いたわけですが、今年は永田が出場メンバー発表前に『ラスト』を明言。
冷めた見方をしちゃうと、会社側から『肩たたき』をされたってことなんでしょうけどね・・・(苦笑)
今年に入って、本間、柴田と負傷者が続いていることと、団体の新陳代謝のためには第三世代に少しづつ席を譲ってもらわなければならないのは致し方ないところかな・・・
小島に関しては、来年がラストになるのか、それとも最終的に永田と同じく今年でラストにするのか微妙な所ですが、この先何年も出るとは考えづらいですね。
となると今後、第三世代はどのような役割を果たしていくことになるんでしょうか・・・
タイトルマッチや、トーナメント、リーグ戦といった類のものからは撤退ということになるでしょうから、前座での試合がほとんどということになるのかな・・・?
あとはヤングライオンの相手ということになりますが、それに関してはもうすでにやってますね・・・
この先どんどんトップ戦線からは下りていくことになるのはやや寂しいですが、天山や中西の最近の動きを見る限り納得といえば納得な気も・・・
同じ第三世代でも、永田・小島と天山・中西で大分コンディションに差がありますし・・・
特に中西はヘビー級のヤングライオンを相手にするのもかなり厳しい感じがします。
普通にリングに上がってますけど、実際のところ中西の場合は、『復帰したことが奇跡』というレベルのケガをしましたしね・・・・
オカダvsCody見ての感想『新日本プロレスがWWEと対抗するために必要なこと』
レッスルキングダム11 2017.1.4 TOKYO DOME [DVD]
オカダvsCodyは、悪い試合ではなかったですが、少々イマイチだったかな・・・
タオルのくだりなどはオカダvsオメガの焼き直しでしたし・・・
正直な所、LA大会だからって元WWEのCodyを挑戦者として持ってくるというのはいささか古い感じがします(苦笑)
昔のように ネット環境がないのならわかりますが、今は、アメリカのファンもネットで新日本の試合を見ているコアのファンが会場に来ているわけで・・・
そういうコアなファンは『よそ行きの試合』を見たいわけでなく、『いつもの新日本の試合』を見たいんだと思うんですよね。
要はオメガvs石井のような試合!
今回のLA大会でのオメガvs石井も、日本での試合同様かなり激しい内容で、ファンも相当盛り上がってますしね。
WWE意識した試合や、WWE系選手に中途半端な日本的試合をやらせちゃうと、海外戦略は難しい気がするんですよね。
「それならWWEを見ればいいじゃん」って話になるので・・・
●レッスルキングダム11 2017.1.4 TOKYO DOME [DVD]←自分的にはオカダvsオメガは1.4の方が良い試合だった気がします。
●新日本プロレスリング NJPWグレイテストミュージックV←オカダ・カズチカの入場曲も収録!!
内藤vs棚橋を見て思ったこと「新日本プロレスは今後棚橋をどうするのか?」
疲れない男・棚橋弘至が教える! 史上最強のメンタル・タフネス どんなことにもびくともしない「心」が手に入る
1.4で内藤に敗れて、棚橋はトップ戦線から少しずつ退いていくのかなとも思ったのですが、まだしばらくはトップグループで戦うことになりそう。
前回の1.4での試合同様、今回も内藤が試合をコントロールしてた感もありましたが、まあ、二人の試合はかみ合うもんなぁ・・・
個人的はそれほど好みの試合ではないんですが、「これは戦いなのか? それともダンスなのか?」っていうような試合よりははるかに良いと思ったり・・・(苦笑)
「ここで内藤が負けちゃうとまた世代交代が進まないのでは?」と思ったのですが、良く考えると、G1前に一度落としておいた方が良いのか・・・
G1を制した者が1.4まで主役になっていくでしょうから、今年の後半は内藤が引っ張っていくということになる可能性が高い気がします。
ただ、これだとあまりにも予想通りっちゃあ予想通りなんですよね・・・
棚橋の方は、あと5年くらいはこのまま行きそうな気もします。
とは言っても、先頭に立って引っ張っていくということにはならないでしょうけど・・・
ある意味で、オカダにバトンタッチが既に済んでいる感じがしますしね。
新日本プロレス『オメガvs石井』を見て思ったこと・・・「新日本プロレスにとって貴重な存在」
現在の新日本のプロレスのプロレスって『システマティック』というか、アドリブ感がないところが自分的には不満なんですが、そんな中で柴田勝頼がかなり貴重な存在でした。
だけどその柴田も先日のオカダ戦で負傷・・・
なので、ちょっとプロレス全体に興味が薄れ気味な日々・・・
そんな中、先日の『オメガvs石井』を見て、「そうだ! 石井がいたか!」ってなりまして・・・
だけど、石井は柴田よりも年上ですし、相当体にダメージを抱えながら試合をしているでしょうし、いつパンクしてもおかしくないですよね・・・
これで石井までがリタイアしてしまったらさすがに苦しいなあ・・・
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オカダvsオメガを『ワールドプロレスリング』で見ての感想「今後の新日本は『四天王プロレス』化する!?」
オカダ・カズチカ 10 Years Anniversary DVD
1.4での戦いで一気にドル箱カードになってしまったオカダvsオメガですが、『DOMINION2017.6.11 in OSAKA-JO HALL』での今年2度目の対決の感想を・・・
30分枠の『ワールドプロレスリング』で見たので、当然ダイジェストでの放送であり、それだけ見て評価するのはちょっと違う気もするんですが、客の盛り上がりは凄いですなぁ・・・
個人的には、60分フルタイムドローってあまり好きじゃないんですよねえ・・・
1.4での対決からの流れ上、納得といえば納得なんですけど、新日本は今後『長い試合』が増えてくるんですかね?
例えビッグマッチでも30分弱でクオリティを上げていく方に舵を取った方が良い気がするけどなあ・・・
ある意味、『四天王プロレス』チックになっていくのかな・・・?
●DOMINION2017.6.11 in OSAKA-JO HALL [DVD]
桜庭和志が格闘技界に残した功績『名勝負は何年たっても色あせない!』
桜庭和志、はかま姿にマスクでUFC殿堂表彰式出席 (日刊スポーツ) - Yahoo!ニュース
自分が初めて桜庭の試合を見たのは、Uインターと新日本の対抗戦のときだったかな・・・?
『ジュニアヘビーの体格のいち若手選手』というイメージしかなかったし、どちらかというと後輩のヤマケンの方が印象が強かったような・・・(苦笑)
10.9の第一試合は今でも何度も見たくなる試合ですけどね。
しかし 当時はその桜庭が総合格闘技の世界でここまでの存在になるとは思わなかったなあ・・・
失礼な話、PRIDE当初のイメージは『高田のバーター』という感じだったんで(失礼)
ホイラー・グレイシーを倒して、ホイスとの長期戦を制したあたりで人気的にもピークを迎えたってな感じかな・・・?
特にPRIDE初期の試合を改めて見直すと、反応スピードがずば抜けてるんですよね。
ローキックのスピードも凄いです。
正直、PRIDE中期から後期にかけては、色々なものを背負わざるを得ない形になってしまって・・・
短い間隔で明らかに階級の違う選手と戦ってコンディション的に相当苦しい感じでした。
桜庭本人も、スポーツ科学に基づいてコンディションづくりをするというタイプではなく、良くも悪くも『昔のプロレスラータイプ』だと思うので、特にPRIDE終盤は相当厳しかったんじゃないかなと素人目には感じましたが・・・
今改めて過去の試合を見返しても、2005年の男祭りの時点で明らかにコンディションが悪そうなんですよね。
もう30代半ばの頃には、まともな体調で出来た試合ってほとんどなかったんじゃないかな・・・?
今思うと勿体なかったなあと思うんですけど、自分も含めて当時のファンは桜庭にそれだけのものを求めていたからなあ・・・
とはいえ、だからこそ今こうやってUFCから表彰されているわけなんでしょうけど・・・
それにしても、桜庭のPRIDE初期の試合って今見てもめちゃくちゃ面白いですよね。
それ以降の桜庭しか知らない格闘技ファンにも見てほしいなあと思った次第・・・
●K-1 PREMIUM 2006 Dynamite!! [DVD]←この時期なんて特に最悪だっただろうなあ・・・
7.30RIZINさいたま大会の地上波テレビ中継は・・・『テレビコンテンツとしての格闘技の限界?』
昨日の記事で、「今月のRIZINの大会は地上波中継するのか?」的なことを書きましたけど、どうやら既に発表があったようで・・・(苦笑)
地上波中継があるのはありがたい限りですが、RIZINの地上波中継って視聴率を意識した編集にし過ぎて失敗している感じがするんだよなあ・・・
『とにかく女子の試合をほぼノーカットで放送して、男子の試合はいい試合であっても有名でない限りはダイジェスト』ってことが多かったり・・・
そこまでしておいて、視聴率の方はイマイチパッとしてませんが・・・
実際のところ、格闘技ってテレビコンテンツとして、それほどおいしいモノでもないと思うんだよなあ・・・
安定して獲れる数字は6%とか7%くらいなもんで、それ以上の数字を獲るのは結構難しいんじゃないかなぁ?
この数字をどう捉えるか評価の分かれるところですけど。
潜在的に格闘技をテレビで見る人って、関係者が思うほど多くはないと個人的には思います。
テレビ局の枠を越えて報道されるような選手の試合なら話は別ですが(最近ではボクシングの村田とか)、それでもせいぜい20%前後だしなぁ・・・