G1クライマックス開幕戦を見た感想・後編「内藤vs飯伏が目指すものとは・・・」
前編に続いて、新日本プロレス『G1クライマックス』開幕戦の感想・後編!!
棚橋vsセイバーJr
セイバーJrは線が細いなあ・・・
関節中心のファイトスタイルは面白いんですが、若干雑な所が見受けられるというか、どうもバタバタしている感じがするなあ・・・
棚橋もどちらかというと不器用な方だと自分は思っているんですが、なんだか全体的にバタ臭い(?)プロレスになっているような・・・
悪い試合じゃないのかもしれませんが、なんて言うんだろう・・・・好みじゃないって感じなのかな(苦笑)
内藤vs飯伏
これは結構面白かった。
一瞬、「フルタイムドローか?」とも思いましたが、しっかり決着がついたのも良かったです。
ただ予想は内藤の負けだったんだけどなあ・・・
開幕戦で内藤が負けて、その後は勝って優勝というここ数年のお馴染みの流れになる気がしてたんですが・・・
さすがに飯伏が優勝ということはない気がするんですよね。
この試合は、ある意味で『オカダvsオメガ』との勝負でもあったと思うのですが、自分的には『内藤vs飯伏』の方が好きかな。
この先、このカードが何度あるかわかりませんが、『オカダvsオメガ』のような試合時間が伸びていくという進化の仕方はしないでほしいなあ・・・
『短い時間の緊張感のある戦い』というタイプの試合でブラッシュアップしていってくれればいいんだけど・・・
G1クライマックス開幕戦を見た感想・前編
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永田vsYOSHI-HASHI
今年が最後のG1の永田ですが、動きは良い。
むしろ、試合をコントロールしていたのは永田でしたね
YOSHI-HASHIは全体的に動きが雑なんだよなぁ・・・
動きや、技の一つ一つに説得力がないというか・・・
決め技の一つでもある羽折り固めも、自分の体重をもっと下にかけないと、「この技って苦しいの?」ってことになっちゃうんだけどなぁ・・・
真壁vsファレ
試合時間は短かったですが、前の試合が15分越えだったのでバランス的にはちょうど良かったかな。
『ボロが出る前に終わらせた』という感じがしないでもないですが(苦笑)
フィニッシュ前のニードロップは、明らかに「届かないだろ!」って距離だったので、「『当たってないのにスリーカウント』だけは勘弁!!」と思いましたが・・・
ファレって体格の割に後ろ受け身もしっかりとれるんですね。
そこが一番感心したところ・・・
後藤vs石井
自分的に後藤の評価ってあまり高くないんですが、今回の試合はそんなに悪くなかったです。
『我慢比べ』が石井vs柴田のパロディっぽくならないでほしいなとは思ってたのですが、そこまではいかず・・・
ただ、石井はコンディション悪そうですね。
パンクせずにシリーズを完走出来ればいいですが・・・・
●G1 CLIMAX 2016 [DVD]←そういえば後藤って去年は準優勝してるんですよね・・・
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感想・後編へ続く
RIZIN7.30の全カード出揃う!「所と堀口の歳の差って・・・!?」
【RIZIN】7・30メインは堀口vs所、真珠・野沢オークライヤーは第2試合でデビュー (イーファイト) - Yahoo!ニュース
やはりメインは所vs堀口!
ラインナップから考えても当然でしょうね。
ただ、意外とあっさりと決着がついてしまう気もするんですよね・・・
堀口のKOまたはTKOとか・・・
それとも堀口vs元谷のように、一応判定まで行くかな・・・?
単純に実力差だけを考えると、堀口が早い段階で仕留めるという予想がたつのですが、『この階級的でそう簡単にKOがあるのかなぁ?」という感じもしますし・・・
試合とは関係ない話ですが、やっぱ所って見た目かなり若いですよね・・・
「堀口と同世代」って言われても全然違和感がない気さえします。
少なくとも一回り以上違うとは思えないよなぁ・・・・
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新日本プロレスG1に向けて宣伝活性化『鈴木みのると永田の扱いの違い?』
【新日本】鈴木みのる G1壊滅予告「全てを使ってぶち壊す」 (東スポWeb) - Yahoo!ニュース
【新日本】「最後のG1」永田がトホホな公開特訓 (東スポWeb) - Yahoo!ニュース
永田の場合は、今年のスーパージュニアのライガーのように勝ち星配給係になることが濃厚ですが、鈴木の場合はどこまで上位陣に食い込むか・・・
正確には『どこまで上位陣の足を引っ張るか』というところかな・・・?
ベテラン選手(!?)に厳しい今の新日本プロレスですが、鈴木みのるの評価は高いんですよね・・・
個人的には、『プロレスラーとしての鈴木みのるの良さ』をあまり理解出来ていないので、鈴木みのると他の同世代のレスラーとの間にどういう差があるのか良く分からなかったりするのですが・・・(苦笑)
新日本プロレスは今後第三世代をどのように処理(!?)するのか?「誰もがいずれ『過去の人』になる』
間近に迫ったG1開幕戦!!
去年は天山が出場するとかしないとかで(?)話題になり、結局『最後のG1』という形に落ち着いたわけですが、今年は永田が出場メンバー発表前に『ラスト』を明言。
冷めた見方をしちゃうと、会社側から『肩たたき』をされたってことなんでしょうけどね・・・(苦笑)
今年に入って、本間、柴田と負傷者が続いていることと、団体の新陳代謝のためには第三世代に少しづつ席を譲ってもらわなければならないのは致し方ないところかな・・・
小島に関しては、来年がラストになるのか、それとも最終的に永田と同じく今年でラストにするのか微妙な所ですが、この先何年も出るとは考えづらいですね。
となると今後、第三世代はどのような役割を果たしていくことになるんでしょうか・・・
タイトルマッチや、トーナメント、リーグ戦といった類のものからは撤退ということになるでしょうから、前座での試合がほとんどということになるのかな・・・?
あとはヤングライオンの相手ということになりますが、それに関してはもうすでにやってますね・・・
この先どんどんトップ戦線からは下りていくことになるのはやや寂しいですが、天山や中西の最近の動きを見る限り納得といえば納得な気も・・・
同じ第三世代でも、永田・小島と天山・中西で大分コンディションに差がありますし・・・
特に中西はヘビー級のヤングライオンを相手にするのもかなり厳しい感じがします。
普通にリングに上がってますけど、実際のところ中西の場合は、『復帰したことが奇跡』というレベルのケガをしましたしね・・・・
オカダvsCody見ての感想『新日本プロレスがWWEと対抗するために必要なこと』
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オカダvsCodyは、悪い試合ではなかったですが、少々イマイチだったかな・・・
タオルのくだりなどはオカダvsオメガの焼き直しでしたし・・・
正直な所、LA大会だからって元WWEのCodyを挑戦者として持ってくるというのはいささか古い感じがします(苦笑)
昔のように ネット環境がないのならわかりますが、今は、アメリカのファンもネットで新日本の試合を見ているコアのファンが会場に来ているわけで・・・
そういうコアなファンは『よそ行きの試合』を見たいわけでなく、『いつもの新日本の試合』を見たいんだと思うんですよね。
要はオメガvs石井のような試合!
今回のLA大会でのオメガvs石井も、日本での試合同様かなり激しい内容で、ファンも相当盛り上がってますしね。
WWE意識した試合や、WWE系選手に中途半端な日本的試合をやらせちゃうと、海外戦略は難しい気がするんですよね。
「それならWWEを見ればいいじゃん」って話になるので・・・
●レッスルキングダム11 2017.1.4 TOKYO DOME [DVD]←自分的にはオカダvsオメガは1.4の方が良い試合だった気がします。
●新日本プロレスリング NJPWグレイテストミュージックV←オカダ・カズチカの入場曲も収録!!
内藤vs棚橋を見て思ったこと「新日本プロレスは今後棚橋をどうするのか?」
疲れない男・棚橋弘至が教える! 史上最強のメンタル・タフネス どんなことにもびくともしない「心」が手に入る
1.4で内藤に敗れて、棚橋はトップ戦線から少しずつ退いていくのかなとも思ったのですが、まだしばらくはトップグループで戦うことになりそう。
前回の1.4での試合同様、今回も内藤が試合をコントロールしてた感もありましたが、まあ、二人の試合はかみ合うもんなぁ・・・
個人的はそれほど好みの試合ではないんですが、「これは戦いなのか? それともダンスなのか?」っていうような試合よりははるかに良いと思ったり・・・(苦笑)
「ここで内藤が負けちゃうとまた世代交代が進まないのでは?」と思ったのですが、良く考えると、G1前に一度落としておいた方が良いのか・・・
G1を制した者が1.4まで主役になっていくでしょうから、今年の後半は内藤が引っ張っていくということになる可能性が高い気がします。
ただ、これだとあまりにも予想通りっちゃあ予想通りなんですよね・・・
棚橋の方は、あと5年くらいはこのまま行きそうな気もします。
とは言っても、先頭に立って引っ張っていくということにはならないでしょうけど・・・
ある意味で、オカダにバトンタッチが既に済んでいる感じがしますしね。